みなさんご存じですか?
生姜に含まれるジンゲロールは、細菌やウイルスを退治する効果があり、今まさに求められている食材かもしれません。
今こそ、根生姜!根生姜なのです!!
そうです。お察しの通り、大量の根生姜を手に入れてしまったのです。
こんなに入ってて、80円。
中国産なので安いのかもしれませんが、いまどき80円じゃ手紙も送れませんよ。
安いので、勢いで買っちゃいましたが、さてどうするか・・・
しょうがなんて、冷ややっことか生姜焼きくらいしか思いつきません。そんな食べ方じゃ到底消費できない量です。
大量の根生姜のレシピを考えるために、まずは根生姜の食べ方による効能を調べてみます。
根生姜の食べ方による効能
生姜は体に良いと言いますが、その秘密は辛味成分「ジンゲロール」と「ショウガオール」があります。その2つの成分をまとめてみます。
ジンゲロール
生の生姜に含まれている辛み成分の一つ。
ジンゲロールの健康効果
- 殺菌やウイルスを退治
- 免疫力を高める
- 解熱作用
- 鎮痛作用で頭痛を抑える
- コレステロールを低下させる
- 代謝の活性化によるダイエット効果
- 抗酸化作用で老化を防ぐ
- 辛さの単位スコヴィル値60000
ショウガオール
生姜を加熱・乾燥させることで、ジンゲロールがショウガオールに変化。
ショウガオールの健康効果
- 熱をつくり出す働き
- 殺菌やウイルスを退治
- 血液の流れを良くする
- コレステロールを低下させる
- 免疫力を高める
- 鎮痛作用で頭痛を抑える
- 抗酸化作用で老化を防ぐ
- 辛さの単位スコヴィル値160000
ちょっと待って、調べれば調べるほど、
効果ってほとんど一緒じゃん?
2つの成分の違いといえば、ジンゲロールは解熱作用で体を冷やし、ショウガオールは熱を作り出す働きで体を温めるってこと。
あとは、ジンゲロールの辛み成分に比べてショウガオールの辛み成分は2.7倍になるってことでしょうか。
結論
つまり、成分としてはそんなに変わら無いので、生姜の効果を期待しつつ、
体を温めたいときは、加熱・乾燥でショウガオール
これでいいんじゃないでしょうか?
そっか、逆に考えると体を温める必要が無ければ、好きなように食べればいいってことじゃない?
私はよくばりなので、両方の成分がバランスよく摂れるような、中途半端な加熱を目指したいと思います。
根生姜の効能から考えたレシピ
そこで、出来上がったのがこれです。
ごぼうと生姜のかき揚げ天ぷら
衣にゴマを入れることで、何かしらの健康効果も期待できそうです。
生姜だけだとクドそうだったので、同じような触感のごぼうを加えて、程よく仕上げてみました。
めんつゆにも合います!
いや、ちょっと待って!何かおかしいような・・・
あ、失敗した!!
生姜をたくさん消費しようと思ったのに、ごぼうを加えたから
あんまり、生姜を使わなかったかも・・・
次は、生姜だけの天ぷらにしてみようっと。
生姜が大量に安く手に入らない人は、乾燥した生姜の生姜パウダーがおすすめ。
手軽に生姜の効果を手に入れることができますよ。
こういうやつです